室根石について

室根石は、御影石と呼ばれる花崗岩です。室根町内には、津谷川、矢越地区の太田大森山から折壁笹森、上前木にかけて花崗岩地帯となっており、石の川と呼ばれる玉石（自然石・転石）群の露出が何箇所も見られます。

室根石は、自然石であり、玉状、板状のものなど直径30cm～5mぐらいのものが産出されています。転石を割り磨くと濃灰色の地に黒色の角閃岩が斑点状に散在し美しい光沢がでるので墓石・建築用に活用されてきました。

特に今日では、自然石（転石）の形状から庭園造成等の環境整備用として室根石は脚光を浴びてきています。室根町では、かつて「折壁黒御影」（閃緑岩）が大量に産出され、東京・三越など中央の建築物用に搬出されました。

室根石の特性

日本工業規格（JIS)S2400 -1991- 「陶磁器耐熱食器」試験

岩手県工業技術センター　工技化第5 - 252号

分析方法　日本工業規格S2400 -1991- 「陶磁器耐熱食器」試験による熱衝撃試験、及び食品衛生法第10条に基づく「食品、添加物などの規格基準」第3「器具及び容器、包装」で定める方法による。

蒸留水での溶出試験岩手県工業技術センター工技化第5 - 252号

試験項目	蒸留水（試験開始時）	蒸留水（1週間後）	蒸留水＋室根石（1週間後）
ナトリウム	0.00mg/ℓ	0.00mg/ℓ	0.52mg/ℓ
カリウム	0.00mg/ℓ	0.00mg/ℓ	0.35mg/ℓ
PH	6.9mg/ℓ	5.7mg/ℓ	6.3mg/ℓ

消臭効果試験（株）ユニチカリサーチラボ受託No.S00-0596

試験方法テドラーバッグ中に室根石と臭いガスを注入し24時間後のガス濃度の変化を測定。

メチルメルカプタン（魚肉などの腐敗臭） ※環境基準の6万倍以上の濃度	76～100%

材料の名称	材料の規格	重量	円／ｔ	円／個
自然石（原石）
	Φ300mm	0.04t	お問合せ下さい	お問合せ下さい
	Φ400mm	0.09t	お問合せ下さい	お問合せ下さい
	Φ500mm	0.18t	お問合せ下さい	お問合せ下さい
	Φ600mm	0.30t	お問合せ下さい	お問合せ下さい
	Φ800mm	0.80t	お問合せ下さい	お問合せ下さい
	Φ1000mm	1.50t	お問合せ下さい	お問合せ下さい
庭景石	3t以下		お問合せ下さい
	3～10tまで		お問合せ下さい
	10t以上		お問合せ下さい
台座石	1t以下		お問合せ下さい
	1～3tまで		お問合せ下さい
	3t以上		お問合せ下さい
記念碑用	1t以下		お問合せ下さい
	1～3tまで		お問合せ下さい
	3t以上		お問合せ下さい

※運搬費／別途見積り致します。

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